当サイトで扱っている日本の伝統工芸品である江戸切子のカットグラス。
その製品がどのような工程を経て一つの作品となるのかを、江戸切子協同組合様よりご提供頂きました資料画像と共に見ていきたいと思います。
今回はその第四工程の『石掛け』についてです。
工程その4 石掛け
ほぼできあがりに近い江戸切子だが、三番掛けで削られた表面がザラザラのカット面を磨いてさらにキラキラの状態にするために行う磨きのための仕込み作業。
砥石で作られた円盤でザラザラのカット面をツルツル滑らかに均一にみがいていく。
この石掛けで上手く磨けていないと、以降の「磨き」工程でいくら頑張っても江戸切子本来のうつくしさそのきらめきを表現することは出来ないと言われています。
画像提供:江戸切子協同組合様