お酒・飲み物別 おすすめの江戸切子
江戸切子の楽しみ方の中には、飲み物を注ぐ時にその飲み物の色合いと相性を考えたり、また場の雰囲気に合わせたグラスを選んでみたり等、多様な場面で自分なりの花を添える事が出来る楽しみがあるかと思います。江戸切子のデザインも豪華で華やかな雰囲気の物から、しっとりと涼やかな雰囲気の物まで幅広くあるので、その時々に合った様々な演出をする事ができるでしょう。つまり江戸切子は、その模様や色の数だけ多様な楽しみ方が存在するのです。
江戸切子と飲み物の相性を考える
日常を楽しみたいと思った時には、ちょっとした自分のこだわりを見つけることも大きなポイントになってくるかと思います。江戸切子の場合ですと、一度飲み物との相性を見てみると面白いかもしれません。
お茶
まず、緑茶などのお茶を楽しみたいと思った時には、小さなぐい呑みタイプよりも、丸いフォルムのグラスなどが丁度よいでしょう。そして色も器に入ったお茶が透けることを考慮して、薄水色の物や黄緑色の物など、淡い色の物が相性がよさそうです。文様はあまり細かく綿密なものは避けて、ちょっとした空間をうまくあしらい涼やかに透けるようなデザインが合うのではないでしょうか。
日本酒
次に日本酒に合う物は、フォルム的にはやはりぐい呑みタイプの物がぴったりでしょう。
日本酒は無色透明の物が多いので、切子の色は自分の好きな色を選ぶと長く愛用できるかと思いますが、透明な切子でも粋な雰囲気が出ると思います。透明な切子には、日本酒だけではなくブランデーなどを入れても相性が良いかもしれません。
ワイン
そして江戸切子と意外と相性が良いのがワインです。グラスにはワイングラスタイプもありますし、デザインも昔から親しまれてきたものから、現代に合う様に改良されたものまで多く存在します。なので、多少大振りの文様や黒い色の切子等モダンな雰囲気を持つ切子を選んでも、ワインの雰囲気にピッタリとマッチするでしょう。